就職支援への考えと目指す人材像

偏差値で大学を選び、知名度で会社を選ぶ時代の終焉

日本では偏差値で大学を選び、知名度で会社を選ぶ時代が続いてきましたが、そんな一律の価値観の時代はもう終わりつつあるように感じています。就職ナビ全盛となり、学生は多くの企業に簡単に応募できるようになりましたが、学生の就活も企業の採用も時間と労力がかかるようになりました。その結果が若手社員の退職の増加とあっては問題意識を持たざるをえません。
本来人間はそれぞれが何かしら良い点を持っているものです。その良さや気持ちを大切にして自分に合った仕事を選ぶことの大切さがもっと見直されても良いのではないでしょうか。
本学の建学の精神は「個性の進展」です。個性を大切にして個々の学生を支援することが大学の使命だと考え、様々な取り組みをしております。

目指す人材像は「アジアン・ビジネス・リーダー」

目指す人材像はアジアでのビジネスにリーダーとして貢献できる人材、すなわちアジアン・ビジネス・リーダーです。日本の多くの企業がアジアへのビジネス展開に注目しています。本学で学んだ学生が日本で、そして現地でリーダーとして活躍できる人材として巣立っていって欲しいと考えています。
大手製造業の多くは、かなり前から中国、ベトナム、ミャンマーなどに現地工場を持ち、現地の人を採用して操業しています。これから部品メーカーなど中堅・中小の製造業もアジアへの展開を進めていくことになるでしょう。製造業以外にもアジアン・ビジネス・リーダーのニーズは高く、情報サービス、人材・教員サービス、小売・外食、金融・住宅等幅広い産業での活躍が期待されています。

アジアでのビジネスにリーダーとして貢献できる人材

製造業
アジア展開リーダー、現地工場のリーダー

情報サービス
アジア展開リーダー、オフショア開発ブリッジSE

人材・教育サービス
アジア展開リーダー、現地責任者

小売・外食
アジア・展開リーダー、店長、仕入れ責任者

金融・住宅その他
アジア展開リーダー、現地責任者