「2018年高校生未来開発ビジネスアイデアコンテスト」本選開催・受賞者決定

2018.11.13

20181111日(日)、日本経済大学福岡キャンパスにて「2018年高校生未来開発ビジネスアイデアコンテスト」の最終選考会が開催されました。過去最多となる応募の中から予選を通過した17校18チームの高校生の皆さんが、日本全国から福岡に集まり、自らのアイディアを熱く発表してくださいました。

 

 

その結果、以下の高校の皆さんが受賞されました。

 

 最優秀賞(1校)

大阪府立夕陽丘高等学校

「季節を超えて在庫を有効活用しよう!プロジェクト」山口 真由さん

受賞者のコメント:これまで多くの方に支えられて、ここまでやってこれたので、その方々に感謝しながら、ますます頑張っていきたいと思います。

 

 優秀賞(1校)

福岡県立糸島農業高等学校

「世界の畑を根こぶ病から守りたい」 根っこ部の皆さん

受賞者のコメント:今回は初めての参加で入賞できると思わなかったので、受賞できて本当に嬉しいです。


■ 特別賞  (2校)

福岡県立福岡農業高等学校

「菊芋でみんなを笑顔に~太宰府の活性化を目指す~」菊芋研究班の皆さん

受賞者のコメント:優秀賞ではありませんでしたが、連続での受賞となり嬉しく思います。これからも頑張っていきたいと思います。

 

高知県立須崎高等学校

「空飛ぶカンパチ2018」かわうそガールズVer5 の皆さん

受賞者のコメント:3回目の挑戦でやっと入賞できました!本当にうれしいです!これまでこのプランを作ってきた先輩たちにも報告したいと思います。来年こそはグランプリがいただけるようにますます魅力的なビジネスプランを作りたいと思います!

 

 

本選の講評として、審査員 株式会社トビムシ 竹本代表取締役社長より、「3年連続で審査員を務めてきましたが、年々アイディアのレベルやプレゼンスキル等が上がっていることに圧倒されています。毎回選考に当たっては、現場の問題・課題を感じ、その場に住んでいる人に役に立ちたい気持ちを持ったアイディアに賞を上げたいと考えています。今回最優秀賞を受賞した、大阪府立夕陽丘高等学校「季節を超えて在庫を有効活用しよう!プロジェクト」については、目の前の社会課題に対して、グローバルな着眼点で解決していこうという視野の広さにも感銘を受けました。中古品をリユースするというアイディアは多く見受けられますが、同時に、新品のまま廃棄される洋服が半数以上あるというのも事実です。そんな身近な問題に真摯に向き合い、ソリューションを南半球というグローバルな視点に向け、できることから始めてみようという姿勢は素晴らしかったです。」と、選考の理由も説明されました。

 

同じく、審査員 日本航空株式会社九州地区 二川総務部長からは、「今回の18チームの高校生のプレゼンテーションを聞かせてもらい、非常に感動しました。優秀賞を受賞した 福岡県立糸島農業高校「世界の畑を根こぶ病から守りたい」については、自分が問題だと思った課題に取り組む熱量、エネルギーが強く感じられ、素晴らしかったです。これからもこの熱意を活かして続けてほしいと思います。全体的には、7分という限られた時間内での発表の中で「説明する」ことに終始してしまいがちになっていた様子が見受けられましたが、今後は、限られた時間でも伝えるチカラを強化して頂きたいと思います。また、発表の中にストーリー性があると、さらに素晴らしいものになると思います。これからも、是非アイデアやプランを磨いて頑張ってください。」とコメントを頂きました。

 

審査員 株式会社三井住友銀行 金岡様からは、「高校生の素晴らしいプレゼンを聞くことによって、元気をもらいました。近年国連でも提唱されているSDGsは、企業でも着目し重点を置いている活動ですが、高校生も同じような視点や問題意識を持ち、取り組まれていることを知り、感銘を受けました。今後、高校生の皆さんも社会に出て、より厳しい現実に直面することもあると思いますが、AI化で機械化されていく中、人的ネットワークでビジネスをつなげ強化することが人間の付加価値になっていく時代になりますので、是非この場でのネットワーキングも大事にしてほしいと思います。」というメッセージがありました。

 

参加された17校18チームの皆さん、本当にお疲れさまでした!

これからも、日本経済大学は、若い皆さんのアイデアを募る「ビジネスアイデアコンテスト」の場を継続し、新たなビジネスを育てる機会を支援して参ります。

 

 

今回、本選に出場された高校と代表者の皆さん(17校18チーム)

 

1.名久井農業高校 チーム 5代目TEAM PINE候補生『農園を農援で応援!!』

2.石巻商業高校 チーム『石巻活性化プロジェクト』

3.前橋商業高校 チーム 簿記部ガールズ『マンホールクッキーと全国簿記部ネットワークによる被災地支援』

4.筑波大学附属高校 田中里奈『AIMABLE(エマープル)』

5.駿河総合高校 チーム スルガの魅力伝え隊(2年生)『久能生姜のプラウニー』

6.豊野高校 チーム チーム1年生『孤独な高齢者に安心といきがいを!』

7.木津高校 チーム ソーシャルビジネス研究班『お茶の京都から和紅茶のブランド化へ』

8夕陽丘高校 チーム『季節を超えて在庫を有効活用しよう!プロジェクト』

9神戸星城高校 チ-ム 神戸星城高校コンピュータ部『震災経験者が監修した防災グッズと防災サイトの融合』

10 安芸桜ケ丘高校 チーム『てくてく卜―ク』

11安芸桜ケ丘高校 チーム『ちりめんモンスター』

12.須崎高校 チーム かわうそガールズVer.5『空飛ぶカンパチ2018』

13.金光学園高校 チーム『自らの修行成果を表す記念品をつくる修行プラン』

14.周防大島高校 チーム 政策アイデアチーム『脱プラスチツク宣言:』

15.小倉商業高校 チーム もじもじバナナ『食べるだけで社会貢献』

16.糸島農業高校 チーム 根っこ部『世界の畑を根こぶ病から守りたい』

17.福岡第一高校・第一薬科大学付属高校 チーム 合同チーム『駐車場不足を解消するためのアプリ』

18.福岡農業高校 チーム 菊芋研究班『菊芋でみんなを笑顔に~太宰府の活性化を目指す~』

 
 
ギャラリー

 

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