エルサルバドル屈指の2大学 ホセ・マティアス・デルガド大学 及び エルサルバドル・テクノロジー大学と学術協定を締結

2019.07.24

~中米の玄関口 エルサルバドルと日本のさらなる協力関係強化へ~

日本経済大学(所在地:福岡県太宰府市、学長:都築 明寿香)は、2019年7月18日(木)~19日(金)に、学長自らが中米の玄関口ともいわれるエルサルバドルを訪問し、同国屈指の大学として挙げられる2大学、ホセ・マティアス・デルガド大学(正式名称:Universidad Dr. José Matías Delgado(UJMD))及び、エルサルバドル・テクノロジー大学(正式名称:Universidad de Tecnológica de El Salvador(UTEC))と学術協定を締結いたしました。

 

ホセ・マティアス・デルガド大学(UJMD)との学術協定締結は、7月18日(木)サンサルバドル市内のUJMDキャンパスにおいて、ホセ・カンベル学長と本学 都築明寿香学長による調印式を実施。今後の両大学における学生の交換留学、教員の相互派遣、起業や事業承継、持続可能な社会に向けた教育研究に関して合意いたしました。

握手を交わすUJMDカンベル学長、本学 都築明寿香学長
協定書調印式集合写真(UJMD幹部、在エルサルバドル日本大使館 樋口特命全権大使、本学 都築明寿香学長)

ホセ・マティアス・デルガド大学(UJMD)は、エルサルバドルでもトップ3に数えられる総合大学で、経営、経済、ツーリズム、アート、音楽などの幅広い分野での学びを提供しています。それらに加え、起業や事業承継、社会貢献プログラムなど、同国の抱える経済問題に対し、大学の場から、起業家支援や同国の経済活性化プロジェクトである一村一品運動(One Village One Product)の専門的支援を行うなど、キャンパスを超えた活動を積極的に進めており、本学の目指す社会起業家育成との親和性が高く、今回の協定締結となりました。尚、ホセ・マティアス・デルガド大学にとって、本学との学術協定が、初の日本の大学との協定となります。

 

エルサルバドル・テクノロジー大学(UTEC)との協定締結は、7月19日(金)サンサルバドル市内のUTECキャンパスにおいて、ネルソン・サハテ学長と本学 都築明寿香学長による調印式を開催し、今後の両大学における学生の交換留学、教員の相互派遣、双方の大学間での共同教育研究に関して合意いたしました。

握手を交わすUTECサハテ学長、本学 都築明寿香学長

 

協定書調印式集合写真(UTEC幹部、在エルサルバドル日本大使館 吉田一等書記官、JICAエルサルバドル事務所 藤城所長、本学 都築明寿香学長)

 

エルサルバドル・テクノロジー大学(UTEC)は、40年の歴史を持ち、幅広い分野の学部学科を有しております。中でも、IT分野やメディアに強く、エルサルバドル内で最初にe-ラーニングを開始した大学であり、同時に大学内にTV局を有しており、大学から情報を発信する試みを行うなど、ユニークで実践的な総合大学です。また、海外大学との提携も非常に活発で、世界約120大学の学術協定を締結しております。今回の協定を通して、エルサルバドルと日本の架け橋となる連携を強化して参ります。

 

今回の2大学との締結により、本学にとって、エルサルバドルの大学の3大学との学術協定が実現いたしました。(咋年12月に、ホセ・シメオン・カリーニャス中米大学(UCA)との協定を締結済み)これを機に、中南米を中心とするラテンアメリカ文化圏との交流を深めていくことで、本学学生は世界のより多様な文化を学ぶことが可能になります。
本学は、今後も世界の多様な国や地域とのグローバルベースでの提携を積極的に進め、より開かれた教育の場を創り上げて参ります。

 

昨年開学50周年を迎えた日本経済大学は「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神として、専門性、独自性、個性を追求し、グローバルに活躍できる人材を多数輩出してまいりました。現在では、海外約25ヶ国・地域の50大学と提携を結び、海外への短期・長期留学への機会を拡大しています。2018年4月には、8割の授業を英語で行い、留学が卒業必須となる「グローバルビジネス学科」も開設。また、海外からの留学生の受け入れも積極的に行い、日本人学生のみならず、海外留学生も参加しての地域貢献活動も進めております。さらに、芸能やファッション、AIやマンガコースなど、先駆的なカリキュラムを配し、学生の個性や強みを伸ばす多様性のあるキャンパス作りに力を注いでいます。2019年4月からは「芸創プロデュース学科」を開設。今後の社会で重要となっていくであろう学生のセルフ・プロデュース能力の育成にも力を入れております。