明けましておめでとうございます。
新しい年を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で激動の一年となりました。世の中のライフスタイルが一変し、大学としても、学生の構内の立ち入りを制限し、対面講義からオンライン講義に切り替えるなどさまざまな対応に迫られました。
未だ感染者は増え続け変種ウイルスが発見される等、先行き見えない状況ではありますが、学びを止めることはできません。むしろ、コロナ禍だからこそできる新たなチャレンジもあるはずです。本年は、ウィズコロナ・ポストコロナ時代の社会課題を解決すべく、これまで以上に注目が集まっているデジタル技術を応用していく必要性が高まってまいります。そこで本学ではIT・情報リテラシー教育やAI・データサイエンス教育はもちろんのこと、教育効果を高めるために教育のデジタルトランスフォーメーション化へとさらに力を注いでいく所存でございます。
このコロナ禍を「ピンチをチャンスに」変え、建学の精神である「個性の伸展による人生練磨」を礎に、柔軟に対応できる人材を育成できるよう本年も一層努力を重ねて参りますので、引き続きご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。最後になりましたが、皆様の本年一年のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。
日本経済大学
学長 都築 明寿香