日本経済大学(所在地:福岡県太宰府市、学長:都築 明寿香)は、2020年1月29日(水)、南米ペルー共和国の首都リマにおいて、国立サン・マルコス大学(スペイン語名称:Universidad Nacional Mayor de San Marcos、UNMSM)と学術協定覚書(MOU)を締結いたしました。
調印式は,ペルーと日本国間関係の強化、特に両国の大学間の学術交流の促進にご尽力されている在ペルー日本国大使館土屋定之特命全権大使、及び,河村建一中南米議員連盟幹事長代理のご臨席の下、サン・マルコス大学のメインキャンパス内にて行われ、エリサベス・カナレス国立サン・マルコス大学学部担当副学長 及び 本学 都築明寿香学長が協定覚書に署名いたしました。
式の冒頭では、在ペルー日本国大使館土屋大使より、サン・マルコス大学と本学の新たな学術面での関係構築に対する歓迎,学術交流を含めた幅広い分野における二国間関係の更なる深化への貢献に向けた期待のお言葉を頂き、今後両大学間で、学生の交換留学、教員間の学術交流等、具体的なアクションを実現させていくことを確認いたしました。
サン・マルコス大学は、1551年開学というアメリカ大陸最古の歴史を持ち、リマ市内に位置する広大なメインキャンパスを中心に、約37,000人の学生が学ぶ大規模大学で、本学との連携の中心となる経済・経営学部からは、ペルーの政治や産業の中枢を担う人材が多く輩出されており、また、医療や薬科、エンジニアリング、バイオ等、幅広い分野でペルーを代表する躍動感あふれる大学です。
今回の協定は、本学にとって、ペルー共和国の教育機関との初の学術協定となりますが、約10万人といわれる日系人コミュニティが存在するペルー共和国の歴史、昨年120周年を迎えた日本との国レベルでの交流関係を鑑みても、両国間の若い学生達の交流を促進することは、今後の継続的な2国間の協力体制構築に向けた非常に大事な一歩と考えております。本学は、一昨年末より、ブラジル、エルサルバドルの大学との学術協定を締結しており、今回のペルー共和国での学術協定覚書締結を機に、中南米諸国との間で、教育の面で、さらなる友好関係の構築を進めて参ります。
日本経済大学は「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神として、専門性、独自性、個性を追求し、グローバルに活躍できる人材を多数輩出してまいりました。現在では、海外約25ヶ国・地域の50大学と提携を結び、海外への短期・長期留学への機会を拡大しています。2018年4月には、8割の授業を英語で行い、留学が卒業必須となる「グローバルビジネス学科」も開設。また、海外からの留学生の受け入れも積極的に行い、日本人学生のみならず、海外留学生も一緒となって地域貢献活動も進めております。
さらに、芸能やファッション、社会起業家・事業承継AI産業・マンガ・ゲームコースなど、多彩なカリキュラムを配し、学生の個性や強みを伸ばす多様性のあるキャンパス作りに力を注いでいます。2019年4月からは「芸創プロデュース学科」を開設。今後の社会で重要となっていくであろう学生のセルフ・プロデュース能力の育成にも力を入れて参ります。