3月23日(月)、淵上宗志監督率いる本学女子ラグビー部(福岡キャンパス)が、太宰府天満宮への参拝と太宰府天満宮崇敬者会館(天拝の間)にて創部記者発表を実施いたしました。
昨年11月8日の監督就任が発表されて以来、淵上監督はチームづくりに奔走し、選手9名及びコーチも含めて陣容が固まったことを、チーム名やスローガン、ユニフォームのお披露目と合わせて行うことが主旨でしたが、コロナウイルスがプロアマを問わず様々なジャンルのスポーツの根幹を揺るがしており、本学も当然のことながら今回の実施の是非について、第三者の方々も交えて、議論を重ねてまいりました。
その中で、人に活力を生み出す本来のスポーツの持つ力や、現在の状況の先にある未来を今、共有する事の意味、そして本学の拠り所でもある太宰府と共にあらゆる試練を乗り越えていきたいとの想いから、記者会見に先立って行う参拝の目的を『地域が、そして世界が一日も早くスポーツを楽しめる環境を取り戻せるように』と祈願することとし、また会見も衛生面での細心の注意を払いながら行うことといたしました。
会見では冒頭では、都築 明寿香学長より、会見を予定通り実施すべきかどうかの議論が行われた中で、本学女子ラグビー部は発足の理念が一大学の部活動の枠を越えた女子ラグビーの発展と、スポーツを通じた地域貢献であることを踏まえ、今この時にこそ、未来への夢を分かち合うことの意義から判断したことが説明されました。
続いて淵上監督からは、チーム名を太宰府天満宮の境内にも祀られている天照大神にちなんだ『アマテラス』であることが発表され、出来上がったばかりのユニフォームを着用した選手が紹介され、チームロゴをあしらったチームフラッグも披露されました。
試合を行っていくには、まだまだ厳しい環境が続きますが、2020のスローガンとして『Born to shine』を掲げ、プレーを通じて選手個々やチームが輝きを放ち、憧れられるような存在をめざしていく女子ラグビー部の今後にぜひご注目ください。